経営者の信用は、一朝一夕に築けるものではありません。
後継者が、オーナーの資金や信用力を頼って、オーナーが準備してくれたレールに乗っているだけでは、事業承継がうまくいかなくなる可能性があります。
今回は、様々な制度を活用して、後継者ができる事業承継に係る資金づくりの方法をご紹介します。
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持分の定めのない医療法人への移行
医療法人の事業承継は、その医療法人にとってだけでなく、国全体にとっての地域医療の課題でもあります。
そのため、スムーズな事業承継が実現できるよう、国が様々な制度を設けています。
今回は、医療法人における事業承継の現状や税制の動向などについて確認しましょう。
税制改正の内容を事例で確認!小規模宅地等の特例における家なき子
平成30年度税制改正にて小規模宅地等の特例における、いわゆる「家なき子」の適用要件が見直されました。
改正により設けられた2つの要件について、事例を見ながら適用の可否を確認しましょう。
☆☆参考☆☆小規模宅地等の特例全般に関する記事はこちら
◆これを使わない手はない!小規模宅地等の特例
◆詳しく知りたい!特定居住用宅地等
役員退職金を活用してスムーズな事業承継を!
企業にとって事業承継は、企業の保有する技術やノウハウを次の世代に承継する非常に重要なものであり、うまくできなければ企業の存亡にかかわる問題でもあります。
また、法人としての事業承継は、株式や出資金を引き継ぐことが、経営権と財産権を承継する基本となります。
今回は、経営者に支払う退職金を活用することで、株式の移転(贈与)をスムーズに行う方法を検討します。
注目!「法定相続情報証明制度」の4つポイント
「法定相続情報証明制度」が2017年5月より開始されました。
この制度は、相続手続きの簡素化を図り、相続登記の促進のための制度です。
今後利用範囲の拡大も予定されている方針が示されている注目の新制度です。
制度の内容について、詳しく見てみましょう。
争族を防止する遺言書を作成する3つのポイント
生前に遺言書を作成しても、その内容によっては、相続が「争族」となってしまう可能性があります。
今回は、「争族」を防止する遺言書を作成する場合の3つのポイントについて見ていきましょう。
☆☆参考☆☆遺言に関する記事はこちら
◆今さら聞けない、遺言を準備する前に知っておきたいルールとは
社団医療法人を理解する2つのポイント
医業の事業承継に関連して、「持分のある医療法人」が「持分のない医療法人」に円滑に移行できるように、医療法人のための移行税制を創設し、以下の措置を講じて欲しいという要望があります。
① 移行時において、出資者にみなし配当課税を課さないこと。
② 医療法人に相続税法第66条第4項の規定の適用による贈与税を 課さないこと。
そこで今回は、医療法人の基本的な形態としての「社団医療法人」と「財団医療法人」のうち、医療法人全体の大多数を占める「社団医療法人」の管理運営と経過措置型医療法人における出資持分について確認しましょう。
☆☆参考☆☆医療法人制度の概要に関する記事はこちら
◆現在の医療法人制度を理解する3つのポイント
個人型確定拠出年金制度を知る6つのポイント
これまで企業を中心に加入がすすめられてきた、確定拠出年金ですが、今年の1月1日から一部制度の改正が実施されました。
これによって、個人型確定拠出年金に加入できる方が大幅に増加すると予想されます。
今回は、確定拠出年金制度の基本的知識と2017年1月より改正された内容について詳しく見ていきましょう。
相続税対策における生命保険 3つの重要ポイント
生命保険は、相続税対策における最も効果的な対策の一つです。
相続テラスでは、これまでに生命保険に関する記事を2つ配信してきました。
今回は、相続税対策における生命保険の重要なポイントをまとめました。
☆☆参考☆☆これまでの生命保険に関する記事はこちら
◆あなたの保険は使えますか?相続対策に備える賢者のノウハウとは
◆思わぬ税負担も!?知っておきたい生命保険と税金の関係
詳しく知りたい!特定居住用宅地等
小規模宅地等の特例とは、被相続人等の自宅や事業用の宅地等の評価について、一定の要件のもと大きな減額が認められている制度をいいます。
小規模宅地等の特例において、適用を受けるための要件は、厳格に定められています。
これは、最大80%という減額を認めているためです。
今回は、小規模宅地等の特例における、特定居住用宅地等の要件について詳しく説明します。
特に、わかりにくいといわれる、「家なき子」の範囲についても理解を深めましょう。
☆☆参考☆☆小規模宅地等の特例全般に関する記事はこちら
◆これを使わない手はない!小規模宅地等の特例
◆税制改正の内容を事例で確認!小規模宅地等の特例における家なき子